オリジナルプランでの海外旅行の最初の大仕事、かつとても大きな作業は間違い無く航空券のチケット取りになります。なぜなら、この航空券の取り方で

  • 旅費全体の50%、もしくはそれ以上をチケット料金がしめる可能性大!
  • 出航時刻で旅の疲れが全然違う!

という大きな要素が決定されます。
また、チケット選びによるいくつかの罠があります。

  • 入国審査の罠
  • トランジットの罠(注1

どんな罠があるのか、ぜひ事前にチェックした上で実際のチケット取り作業に入ると色々と考えながら取ることができます!

これらの事を説明した最後にエアトリというサービスを使ったチケットの取り方、確認ポイント・方法を記載します。

* 注1)トランジットとは、飛行機の乗り換えの事です。

1,チケット代金の決定要因あれこれ

航空チケットを探し始めると、特に初めての方は値段の違いにびっくりすると思います。同じ拠点間の航空券でも普通に2倍くらいの差がある事に気がつきます(同じ、エコノミーだとしても です)。では、まず何によって値段が決まっているかを知っておきましょう。

・出発日までの残日数

これは説明いらずかと思いますが、当然、出発日までの日数が多ければ多いほど値段は安くなります。逆に数日後に出発となるチケットは非常に高額になります。

できるだけ早くチケットを取ることを心がけましょう!その際には、キャンセルルールの確認をお忘れ無く!

・発着日の曜日、季節など

こちらも説明いらずかと思いますが、日本の国内旅行同様、海外旅行も出発日が週末や連休など、休日になると高額になります。また、お正月前後、GW、お盆など多くの人が利用する時期はとても高い金額になります。

できるだけ、お盆などの繁忙期、土日祝の発着をさけると安くできます!(難しい方も多いでしょうが・・・)

・出発、到着時刻

大抵の場合、早朝出発がとても安く、昼間のちょうどいい時間の出発は高くなります。また、到着時刻が深夜になる場合などは高額になります。

「あれ?出発時刻と到着時刻は、どれに乗ってる時間はほぼ一緒だから一緒だよね?分けて考える必要ないよね?」

なんて事を考えてしまいがちですが、国際線の場合 ”トランジットの有無” で同じ拠点間、同じ時間の出発でも到着時刻が変わってきます。

安くするには、早朝・深夜発着便。でも、疲れすぎては旅行が台無しになることを考えて慎重に!

・航空会社、トランジットの有無

アメリカへ旅行へ行く場合、航空会社の選択肢は

  • アメリカの航空会社
  • 日本の航空会社
  • それ以外の国の航空会社

の3つからの選択肢となります(複数の会社の共同運行というものが他にありますが、基本的にはどちらかの航空便と考えればOK)。この中でアメリカ、もしくは日本の航空会社を選べば直行便で行ける可能性があります。それ以外の第三国の航空会社を選んだ場合は第三国経由のトランジットが必須となります。直行便の可能性が高いと書いたのは、日本・アメリカの航空会社を選んでもアメリカ国内でのトランジットの可能性はあるからです。

当然、直通便は高くなり、トランジットありだと安くなる事が多いです。また、トランジット有りの場合でもトランジット時間(乗換時間)が長いものは安くなる事が多いです。乗り継ぎが悪いものは10時間待ちなど平気で存在しますので気をつけましょう。安くするためのトランジット有りチケットは悪くありませんが、トランジット時間があまりに長いものは非常に疲れてしまい、後の旅行日程に支障をきたす可能性がでてきますので慎重に考えましょう。

基本的に直行便は高くなり、アジア系・ロシア系のトランジットで安くできます。

・PEX(正規割引航空券)か格安航空券か

最後に大切な価格決定要因があります。それは、航空券がPEXか格安航空券か、またそれらの違いは色々ありますが、大きな違いはキャンセル規定(ルール)になります。当たり前のようですが、

正規割引航空券はキャンセル可能な場合が、出発日が遠いほど安くなるが売り切れるのが早い、格安チケットは直前でも安いものが出ることがあるが一切キャンセルできない!

「キャンセル可能」とは、発券前までのキャンセル可なもので、PEXがその可能性があります。逆に格安航空券のほとんどは、申し込んだ瞬間にキャンセルできません(PEXもその場合あり)。どちらも、早く申し込めば申し込むほどいい条件で安いものが取れるだけに、どのタイミングで格安航空券を確保するかが大きな検討事項となります。

ちなみに、自分や家族の病気、弔辞などによるキャンセルについては別途「チケットガード」を使って保険をかけておくことで全額返金するようにすることが可能です。ただ、個人の都合などでのキャンセルには対応していませんのでご注意ください。

予定が確定的なら、格安チケットで安いものを!検討中で不安が残る場合は、確定できるまで高くなるのを覚悟して待つかPEXを購入!

次はアメリカ行くのに適した出発時間を徹底解説!

この記事は役立ちましたか?
  • はい 
  • いいえ 
2,693 ビュー